こんにちは、小さいお店のためのWEB制作を行う、チルラブです。
【小さいお店のためのホームページ講座】ではホームページって何?どうやって運用していくもの?というところを専門用語を使わず、分かり易い言葉を使い講座形式でお伝えしてきます。
ホームページの解説記事って専門用語が多くて分かりにくいことありませんか?
チルラブではできるだけどなたでも分かり易いように心がけています
第一回のこの記事ではホームページって何?ホームページは必要?というお話です。
お店のホームページは必要?
いきなりですが、お店を運営していくにあたり、ホームページは絶対必要!…という訳ではありません。ホームページが無くても十分なお店だってあります。「必ずなきゃいけない!」と切羽詰まった気持ちになっている場合は、いったん落ち着いて、本当に必要かな?を考えてみましょう。
そもそもホームページはチラシやポスター、冊子、看板、CM動画などと同じ『お客さんにアピールするためのツール(販売促進ツール)』の1つに過ぎません。多ければ多いほどお店の活動や存在を知ってもらえますが、全部制作しておく必要はありません。
なので、チラシやポスターだけで集客できているようなら、無理をしてホームページを作らなくても大丈夫です。
(ホームページがあるともっと沢山の人がお店に気が付いてくれる、あるいは魅力が届くようになりますから、集客に困っているようなら作りましょう!)
お店をオープンしたばかりという時に「資金はまだないから節約を…」と考えているようなら、他の販売促進ツールに比べるとホームページは制作費にすごくお金がかかりますので、一旦置いておいて他のツールであるチラシやポスターから作っていくのもアリだと思います。
とは言っても、お店ができたのにチラシもポスターも看板もホームページも何も作らないというのは 『お客さんにお店の存在を知ってもらえない』ので、お店オープン時には何らかの販売促進ツールは作るべきでしょう。
ホームページは必ず必要なわけではないです。
資金や時間の問題があったら、一旦他の販促ツールで検討してみましょう。
ホームページが有効な業種
ホームページは他に販売促進ツールがあるなら急いで作らなくても大丈夫という前項でしたが、他の販売促進ツールよりホームページが有効な業種もあります。ざっくり分けると、商品に形がない業種・サービス業はホームページがとても有効な販売促進ツールになります。
商品に形がない・サービス業
- 塾・習い事
- イベント企画
- 介護・医療
- 園芸職
- 宿泊業
例えば、「ピアノを習いに行かせようとしたのに、ピアノの先生はSNSでしか情報を発信してない、ホームページもない」となったら、不安になりませんか?「本当にちゃんとした先生として働いているのかな?片手間に仕事をしているのではないかな?」となりませんか?
このようなお客さんに伝わりにくいものを取り扱っている無形サービスでは、「こんなお店だよ」「こんな企画をしているよ」というアピールをして安心してもらうのは非常に大事です。チラシやSNSのような情報の発信に制限があるものと比べると、ホームページはしっかりと情報を載せられるので、信頼のおけるお店であることを伝えられます。さらに、ちゃんと自分のホームページを作れる運営資金があるという点を見せることができるのも「基盤がしっかりしているな」「ずっと利用できそうだな」と思ってもらえるのでかなり効果的です。
サービス業以外は有効じゃないの?
反対のサービス業以外、商品に形がある場合は有効ではないのか?というと、そうではありません。サービス業以外の業種でもホームページは十分に有効です。ただ、サービス業は形がない分情報を伝える点でかなり不利なので、情報をたくさん載せられるホームページは優先的に作ることをおすすめします、ということなのです。
お菓子屋さん、服屋さん、パン屋さん、雑貨屋さんなどなど、町の中にあって通りかかりでお客さんが入ってきてくれるような業種であれば、まずはチラシを作って配布したりポスターを張ったり、ショップカードを作る方がコストも時間も少なく対応できるのでホームページより先に手を打ってみることをおすすめします。
その上で経営が安定して、さらにお客さんを呼び込みたいなという段階になったのなら、ホームページを作ることを考えてみても良いでしょう。
まとめ
サービス業の方は悩んだらホームページを制作するのがおすすめで、小売りなどちゃんと商品がある業種の方は経営が安定してから制作がおすすめです。
いずれにしても、ホームページはチラシや冊子と同じ、作るのが大変で時間とお金がかかります。また『後から直すのが難しい』という点でも同じです。
よく考えてから意思決定をしていきましょう。
以上、【小さいお店のためのホームページ講座】第一回:ホームページって必要なの?でした。