こんにちは、小さいお店のためのWEB制作を行う、チルラブです。
【小さいお店のためのホームページ講座】ではホームページって何?どうやって運用していくもの?というところを専門用語を使わず、分かり易い言葉を使い講座形式でお伝えしてきます。
ホームページの解説記事って専門用語が多くて分かりにくいことありませんか?
チルラブではできるだけどなたでも分かり易いように心がけています
第二回のこの記事ではホームページっていくらくらいで作れるの?費用は?というお話です。
ホームページは高い!
いきなりですが、ホームページは高いです。もちろん、どのくらいのページ数、ページボリューム、ページデザインのものを作るかに寄りますが決して安くはありません。
「お客様が安心・満足して利用できるという価値」がホームページの制作費になるからです。
チルラブで考える小さいお店にとっての満足いくホームページの金額は大体50万円前後です。一例ですが、6ページくらい作成した場合のお見積りが以下になります。
チルラブでのお見積り例
・オリジナルデザインのトップページ1枚
・オリジナルデザインのお店の紹介ページ1枚
・オリジナルデザインの商品ページ2枚
・オリジナルデザインのよくある質問ページ1枚
・オリジナルデザインのアクセスページ1枚
・お知らせ追加機能
計6ページとお知らせ機能で50万円前後です。
ホームページの制作費を一人当たりの広告費として計算
50万円というと高い!という印象ですが、1人当たりの広告費にしてみるともう少し分かり易くなります。ホームページを見に来てくれたお客さんたちに「魅力的なお店だ、行ってみよう」と思ってもらえたら、ホームページは広告として成功ですよね?この一人当たりの成功する広告費、というのがいくらなのか計算してみましょう。
まず、小さなお店ならホームページの閲覧者は最初一日10人くらいかもしれませんが、閲覧者は経営が軌道に乗ればどんどん増えていきます。そして、ホームページは作ったらだいたい3~5年くらいが消費期限です。遅くとも6年目からはホームページのリニューアルを考える必要があります。
閲覧者は初年度10人で毎年5人ずつ増える、そしてホームページは5年間使う、という前提で計算してみると以下になります。
一日10人の閲覧者 × 1年目(365日) = 3,650人のお客様
一日15人の閲覧者 × 2年目(365日) = 5,475人のお客様
一日20人の閲覧者 × 3年目(365日) = 7,300人のお客様
一日25人の閲覧者 × 4年目(365日) = 9,125人のお客様
一日30人の閲覧者 × 5年目(365日) = 10,950人のお客様
合計 36,500人の閲覧者 × 15円の広告費 = 547,500円
たった15円の広告費で36,500人のお客さんに「魅力的なお店だ」と思ってもらえたとしたら、とても良いことだと思いませんか?
ちなみにお店で取り扱うものやお店の規模によっては一日の閲覧者が300人なんてこともざらにあります。ホームページを作ることは、こういった『ホームページが無かったら顧客になってくれなかった』かもしれない層にお店の魅力をしっかりと伝えてくれる良い販売促進ツールでもあるです。
「でもいきなりそんな大きなお金出せない…」という場合は
チルラブならではの方法でホームページを安く作ることもできます
具体的に言うと「最初に作るページを減らして、翌年追加ページを作る」
という感じですが…お試しで作るときにはおすすめです
でも安く作ってくれるところもあるよね?
ホームページ制作費用は安ければ安いほど、何か裏があると思ってください。でも裏によっては「それでもいいかな?」と妥協できるポイントもあったりします。
1.「制作費は無料!」というタイプ
制作費は無料という謳い文句のホームページ制作会社もありますが、内容を見ると「ただしホームページを作った後で定期更新費用をいただきます」というものも多いです。(定期更新費用というのは『ホームページの改修費用を毎月支払うサブスク』のようなものです)ですが、小さいお店はホームページを作った後で、毎月改修する必要はあまりありません。それなのに毎月1万円、多くて5万円など毎月払うのはかなり厳しいと思いませんか?ここで宣伝ですが、チルラブは「制作費は有料!」ですが定期更新費用はいただきません。何か修正してほしいというご要望があった場合は都度見積して、必要な分だけ料金をいただく形で対応しております。
この「制作費は無料!」で良い結果を得られるタイプのお店は『頻繁に改修を行うお店』です。毎月メニューを変える、写真を変える、コメントを変える…などなど、毎月ホームページに対して変更を加えることがある場合は、都度見積のチルラブよりは定額性になっている分お安い可能性もあります。
2.5万円、10万円など破格で作ってくれるタイプ
この破格系にはいろいろなバリエーションがありますが、まずオリジナルデザインじゃない場合があります。どこかのお店と同じテンプレートを使いまわして写真やテキストを変えるだけという感じですね。ただ、オリジナルじゃなくてもホームページとしては十分成立しています。「個性が無くてもOK!とりあえずホームページが欲しいんだ!」という場合はアリかもしれません。また宣伝ですが…チルラブでは主要なページはオリジナルデザインを提案しています。
次に実は大事なものが追加費用の場合が挙げられます。パッと見た感じは良さそうでも、契約した後で「実は下層ページは追加です」「更新管理機能は追加です」とだんだん値段が上がってしまうタイプですね。「トップページの1ページでいいんだ!」「更新機能なんて要らないんだ」という場合はアリかもしれません。ちなみに…更新機能はあった方が良いでしょう。年末年始の営業時間のお知らせや臨時休業など、どうしたって入れなくてはいけない小さな更新があると思います。そういうものをお願いするのもWEB制作会社は都度見積を取ります。思いがけない追加金額がかかってしまうということです。追加費用を嫌がって、小さな更新を行わないとお客さんは減ってしまうことに気を付ける必要があります。そして最後の宣伝です!チルラブでは制作費に自分たちでできる小さな更新用の管理システムを含んだ見積りで提案しています。
最後に信頼できない制作者の場合があります。経験がないので仕方なく低価格だったり、破格で受けてやっつけで対応したり…。素人や未経験でもWEB制作を受注発注できるポータルサイトもありますが、破格なものには特に気を付けた方がいいでしょう。不具合があっても急に連絡が取れなくなったり、思ったようなできではなかったりとトラブルになる可能性もあり、結局、時間と労力だけかかって何も完成しないこともあります。責任をもって対応してくれるか確認するのは難しく、このようなタイプに妥協できるポイントはありません。一番気を付けるべき「安い仕事」です。
まとめ
ホームページは高いですが、インターネットの世界のどんな方にも届けられる販売促進ツールとしては、とても有益なものです。今回の例でいうと、ホームページがないと0人のお客さん、ホームページがあると36,500人のお客さんの目に留まるという結果も、ホームページを作る意義の一つではないでしょうか。
そもそも、ホームページって何?どういうお店に有効なの?という疑問に関しては下記の講座をご覧ください。
ホームページ作成はお金と時間がかかります。よく考えて意思決定していきましょう。
以上、【小さいお店のためのホームページ講座】第二回:ホームページっていくら?でした。